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執筆者の写真菅原奈央

河北新報「多様化する産前産後ケア」2021年8月23日(土)


2021年8月23日(土)の河北新報16面に(株)寿カンパニー様との取り組みをご紹介いただきました!


(株)寿カンパニー様との業務提携についてはこちらから👇


取材いただいた河北新報生活部の長門紀穂子記者ありがとうございました。


とても熱心に取材いただきネウボラや塩野教授の見解も掲載されている素晴らしい構成です。


塩野教授のおっしゃる通り、産後のサービスは自分にあった形を選ぶことが重要です。


産後に利用するサービスの一つとして産後ドゥーラもご検討いただければ嬉しいです。


 

今回のブログでは新聞記事では伝えきれなかった(株)寿カンパニー様が産後ケアを導入する凄さについても解説します。


👆(株)寿カンパニーのここがスゴイ!


①家庭のある現場で働く従業員が多い

飲食店は給与水準が低く、社会保険への加入もままらない店舗が多く存在しています。性別問わず、家庭を持ちたいと考えた時に業種を変えての転職を考える人が少なくありません。


業界の悪癖にとらわれず、社員の生活を守る制度を整えている。また、業界内の中では給与水準が高いという点が家庭を持っても飲食店で継続して働ける理由となっています。


②家族支援の充実

今回の福利厚生での産後ドゥーラサポート補助だけではなく、企業主導型内閣府ベビーシッター利用支援事業の導入、家族手当の支給も実施しています。


夜間帯の勤務形態を起因として離婚率の高さが問題視される飲食事業。それを家族の問題とするのではなく、業界の構造の問題だと認識し従業員の家族も守る取り組みが進んでいます。


③独立支援

将来、自分でお店を持ちたいと考える従業員のために多様な研修制度も整っています。


他店の視察や取り扱い酒蔵の見学、市場への視察など、店舗運営だけでは身につかない仕入れの方法や人とのつながりの部分の支援も強いです。



飲食店経営は難易度が高く、3年以内の廃業率は70%、5年で80%以上といわれています。


商品一つ一つの利益はわずかしかないのに、店員同士が喋っていた、ビールがぬるかったなどの小さな理由が蓄積して大きな問題となりお客様が二度とリピートしない判断をするためです。


8~9割点数がとれていないと存在価値がないと同等。


お客様にストレスを与えないためには、仕組みはもちろん泥臭い鍛錬が必要です。


でも、それはなかなか実現できるものではありません。



(株)寿カンパニー様の運営する「居酒屋ちょーちょ」「夜ノ焼魚ちょーちょむすび」「晩酌と晩御飯ちょうつがひ」は、”飲食店のあたりまえ”を平然とクリアする。


ましてやここでしか体感できない空間をつくれる怪物店です。


お客さんを大切にするために、従業員をまず大切にする。


理想として掲げられることは多いですが、それを体現しているのが(株)寿カンパニー様です。



私も調理師学校を卒業後、飲食店に勤めていましたがここまで手厚くサポートをしている会社はみかけませんでした。


大企業のマネージャー職以上であればわからなくはありませんが、現場で働く社員まではなかなか降りてこない制度だと思います。 


なにをかくそう、私も第一子を妊娠した時は飲食店勤務していて「やめるよね?(ほぼ辞めて)」で退職しました。産休・育休がない世界だったので(それがあたりまえでしたが、怨んではいます笑)、(株)寿カンパニー様の取り組みは飲食業界にとっては先鋭的なんです。


その分まだまだ大変なところもありますが、今後も全力で応援して、飲食業に勤める方も安心して家庭が持てるようにバックアックしていきたいと思います。


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